離婚・男女問題
不貞慰謝料の交渉方法？
太田「あまりこの話書きたくなかったんだけどね・・・書きたくて書きたくて仕方なかったんですよ。慰謝料請求のディフェンス側として。」
Ｌちゃん「書いたら真似する事務所が出てこないですか？」
太田「いいんです、いいんです。むしろ弁護士を入れずに解決する方法を書くんですから。」
Ｌちゃん「余計事務所の経営に支障がありそうな気がするのですが・・・」
太田「で、Ｌちゃんが既婚男性と不倫して、それが男性の奥様にばれてしまったとしませんか？ Ｌちゃん、どうしますか？」
Ｌちゃん「私だったらまず先生に相談して、先生に交渉してもらいます。」
太田「でもね、弁護士費用はどうやって捻出しますか？」
Ｌちゃん「先生、ツケにしてください！」
太田「私にツケはききません（怒） ま、弁護士に交渉を依頼すると相場からして１５万前後はかかりますよね。裁判になったらもっとかかる。時間もかかる。場合によっては成功報酬や日当もかかります。」
Ｌちゃん「慰謝料を払うだけでも大変なのに、弁護士費用でお金が無くなってしまいます～。」
太田「ですよね。しかも長引かせると精神衛生上よろしくない。こんな場合、いい方法があります！」
Ｌちゃん「分かった、夜逃げするんですね！」
太田「いや、そんなもんお勧めできませんよ（汗）。あのね、Ｌちゃん、貯金はありますか？」
Ｌちゃん「あ～、多少はありますよ。前職時代からコツコツと、一日５食を３食に我慢して貯めました！」
太田「あまり我慢してない気がするのは気のせいですか・・・とにかくですね、若い女性は交渉段階なら弁護士を入れないで１００万円払って謝る、これが正解です！」
Ｌちゃん「理屈がよく分かりませんし、何で１００万円なんですか？」
太田「３ケタの大台に乗るのと乗らないのとでは、請求する女性の心理として大違いです。これは経験則の話なので科学的根拠はありません。５０でも８０でもダメで、１００です。１００以上なら１００でも１３０でも大差ありません」
Ｌちゃん「ほへ～。」
太田「あと、交渉段階で弁護士を入れると、『弁護士を入れるお金はあるのに、その分どうしてこっちに慰謝料払ってくれないのよ！』と不快に思われます。これも経験上よくある話です。訴訟になっちゃうと仕方ないですが。」
Ｌちゃん「妙に話がリアルなのですが・・・」
太田「特定の案件でそうなのではなくて、ほんと、よく言われるんですよね。そういうわけで、自分の身に覚えがあるケースで、相手方がそれなりに妥当な額を請求してきているのであれば、お金がない理由をちゃんと説明して１００万円払って謝る。これがわりと解決法としては早いです。」
Ｌちゃん「あの、５０万円程度が妥当なケースで１００万円払ったら弁護士費用を考えても損だと思うんですが。」
太田「でもその分早く話がまとまりますよ。５０だったら時間かかります。どうしても１００未満にしたい人は弁護士をいれましょうか。得するか損するか分かりませんけど。」
Ｌちゃん「あと、これ、だれにでも通用する話じゃないですよね？」
太田「確かに例えば女医さんとかで、明らかにお金持ってそうな人は使えない手ですね。普通のＯＬを念頭にした話ですよ、これは。」
Ｌちゃん「１００万円ポンと出ない私のような人は？」