太田「と、いうことが相談の段階ではっきりしない方も実は一定数おられます。」

 

Ｌちゃん「それは弁護士も悩みますね。」

 

太田「そうなんですよ～。そもそも、離婚を決断できない方もおられます。お子さんのことなどを考えれば、それも致し方ないと思いますが、弁護士から『離婚したほうがいいのでは？』ということが言えたとしても、最終的に離婚を決断するのは相談者の方ですからね・・・」

 

Ｌちゃん「それはそうです。」

 

太田「離婚するにあたって、お金が気になるのか、それともお子さんの親権が重要なのか、その他の点なのか、色々あると思いますけど、それらの優先順位もありますし・・・」

 

Ｌちゃん「弁護士としては、それらを実現させるお手伝いはできるけれど・・・ということですよね。」

 

太田「そうそう。だから、ある程度『こうしたい！』ということをはっきりさせてから相談したほうがいいですよ。そうじゃないとアドバイスしにくいので。あと、ご親族の方が相談に来られるケースも少なくなくて、ご一緒に相談に来ていただくのは構わないのですが、『それは本当に本人の意思ですか？』ということも多々あり・・・」


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