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コラム
Column
離婚・男女問題

不貞慰謝料を請求された場合。

太田「1月の記事にね、100万払って終わらせなさいって書いたんだけど…」
 
Lちゃん「はい、覚えてます。」
 
太田「100万も払えない人はどうしたらいいんだって話だよね、よく考えたら。」
 
Lちゃん「あのとき、分割で払えって書いたじゃないですか!」
 
太田「書いた、書いた。でもね、今になって考えたら、もっといい方法があるような気がしてきたのよ。離婚しない事案限定だけど。」
 
Lちゃん「何ですか?」
 
太田「弁護士から請求が来てる事案に関してなんですが、請求する側になってみてください。まず、交渉で安くない着手金を弁護士に払う。」
 
Lちゃん「払いますね〜。」
 
太田「次に、裁判になったら、追加で着手金を弁護士に払う。」
 
Lちゃん「そうですね。」
 
太田「と、なると着手金だけで何十万とかになるわけ。だのに、回収できるのは50〜100万(あくまでも離婚に至らない事案の話ですよ)という話になるのね。あまりペイしない。」
 
Lちゃん「先生、ということは…」
 
太田「離婚しない事案であれば、裁判にはならない可能性が高いと見越してある程度強気で交渉していいのよ。解決に至るまで、弁護士がワーワー言ってくると思いますが。」
 
Lちゃん「なるほど! 」
 
太田「弁護士がワーワー言ってくるのに耐えられない人は自分も弁護士に依頼したらいいと思います。向こうの弁護士がワーワー言うのをはねのけるノウハウは内緒です(笑)」
 
Lちゃん「ノウハウって先生の場合…あ、言っちゃいけないんでした。」
 
太田「本当に単純なことなんですよ。だけど、それができない人が慰謝料を多めに払わされる。だから、お金がないのに慰謝料を多めに払ってしまいそうな人は、是非ご相談ください。弁護士に頼んだほうが安くつく可能性があります。」
 
Lちゃん「特に、たくさん弁護士がいる大手事務所から慰謝料請求の通知書をもらってしまった人は一度起こしください。先生が何かアイディアを持っているようです。」
 
太田「ヒントを出すと、全国型の事務所って着手金が一律に決まってて、一人の弁護士が裁量で事案を見て下げることが難しいんですよ。もちろん例外はあるかもしれないですが。ってなると、ホームページを見ると着手金がいくらかはっきり分かる。もちろん裁判になった場合にかかる費用もね。そこから逆算して、裁判するとペイしないような内容にしてしまえばよろしい。50万とかだったら、裁判になるとだいたいの事務所でペイしないはずですね。それかトントンくらい? 交渉だけでもペイしない事務所があるはず。着手金以外に報酬も発生しますから。」
 
Lちゃん「ヒントじゃなくて、ほとんど答えを言ってしまってます。」
 
太田「そんなことなら弁護士頼むんじゃなかった!ってなる事案も出てきますよ。なもんで、私は離婚しない事案で不貞慰謝料を請求するのはあんまり気がすすまないの。事前にはっきりと、弁護士費用に見合わない可能性があると言います。」
 
Lちゃん「慰謝料を請求されてるディフェンス側の依頼は?」
 
太田「向こうの弁護士にやいやい言われない平穏な日常プライスレス、と思いますが…」
 
Lちゃん「プラスそれで減額交渉をしてくれるのなら、ディフェンス側は頼む価値ありますね♡」