離婚・男女問題
離婚訴訟の管轄。
Lちゃん「離婚調停は相手方の住所地の家裁に申し立てなきゃいけないんですよね。離婚訴訟は？」
太田「離婚訴訟は原告・被告の住所地いずれの家裁にも提起することができるんです。するとどのようなことが起きるか？」
Lちゃん「みんな自分の近くの裁判所に提訴したいですよね〜。」
太田「そう。だから、早く提訴した者勝ちという現象が発生する（笑）。もちろん、両方とも離婚したい場合は、ですが。」
Lちゃん「例えば夫が横浜在住で妻が実家の大阪市内在住の場合、妻が大阪家裁に提訴したら、夫は大阪に行かなくちゃいけないわけでしょう。早い者勝ちってやだな。」
太田「まあそうなんだけど、弁論準備手続に付してもらって電話会議にすれば大阪まで行く必要ないからさ。尋問のときは行かなくちゃいけないけれど…」
Lちゃん「毎回大阪に行く必要はないんですね。」
太田「Lちゃんは行きたそうですが…」
Lちゃん「たまに行くからいいんですよ！ 月一で新幹線に乗ってたらお腹はいっぱいになっても財布の中がスッカラカンです。」