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コラム
Column
離婚・男女問題

離婚とうつ。

Lちゃん「離婚の相談に来られる方の中には、うつ病に罹患されている方も少なくありません。」
 
太田「で、だいたいお話を聞いて、『そりゃうつにもなるよ!』ってケースが多いんです。なって当然、みたいな。」
 
Lちゃん「うつ病になったら、離婚事件で不利にならないですか?」
 
太田「だいたいはならない。そこは安心して欲しいですね。そもそもうつ病になった原因が配偶者なことが多いわけで…みなさん別居しているうちにお元気になられます。」
 
Lちゃん「はじめ事務所に来られたときには暗い顔をしてた方が、別居からしばらく経つと明るくなられているのをよく見ますね。」
 
太田「結婚生活でうつになった方には強く言いたい。別居も治療のうち、です。多分ね、お医者さんに相談しても同じようなこと言われるから。離婚するかどうかはともかく、まずは別居!」
 
Lちゃん「民法770条1項4号を見ると、回復の見込みのない強度の精神病が離婚事由として挙げられていますが…逆にうつ病になったけど離婚したくない方はどうなんですか?」
 
太田「通常、うつ病くらいで離婚は認められないですよ。適切な治療を受けて症状が安定しているならなおさら。判例上も4号はかなりハードル高いんです。」
 
Lちゃん「なるほど。あと、よく見る主張としては、親権争いの際に『うつの配偶者に親権なんか渡せない!』って…」
 
太田「それ言うの、DVやモラハラの加害者が多い。アンタがうつにしておいて何を言う!」
 
Lちゃん「実際問題、親権争いの際にうつだと不利になりませんか?」
 
太田「大丈夫です、よほどじゃない限り影響しません。今は別居して安定しているというのを強調しておけば、だいたいは問題ありません。」
 
Lちゃん「自殺未遂があっても?」
 
太田「だから、そこまで追い込んだ奴は誰なんだ、って話なのよ。で、そんなDV・モラハラ人間に親権なんか認めてどうする。うつなんかより不適格じゃないですか。」
 
Lちゃん「確かに。明らかに嫌がらせで離婚の際に親権を主張する男性っていますよね。」
 
太田「親権を主張する男性のみんながみんなではないよ。もちろん、ちゃんと子どものことを考えて自分が親権を取るべきだという方も多いです。ただね、男性によるDV・モラハラの離婚事案って、かなりの割合で親権を主張してきますね。」
 
Lちゃん「その裏に男性の父母の影があったり…」
 
太田「孫可愛さにねー。男性自身の意思じゃないケースも確かに多い。」
 
Lちゃん「相手に次から次にナゾな主張をしつこく繰り返されたら、うつが悪化しそうです。」
 
太田「そこで根負けしたら相手の思うツボですからね〜。メンタルに不安のある人こそ、離婚調停は弁護士に依頼しましょう。一人で背負い込むよりずっと楽ですよ。」


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