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コラム
Column
離婚・男女問題

親が離婚した子どもへのケア本がある。

太田「某家裁の某支部の待合室に、『だいじょうぶ!親の離婚』って本があってさ。パラパラめくってみたんだけどいい本だった。両親が離婚した子ども向けのガイドブックなの。漢字多くて小学校高学年か中学生以上じゃないと読めないかなーとは思うけど。」
 
Lちゃん「へー、何が書いてあるんですか?」
 
太田「ざっと斜め読みだけど、印象に残ってるのは、『離婚はあなたのせいではない』ってことが何回も書いてあったね。そうか、離婚は自分のせいだと思う子どもが多いのか、って勉強になった。」
 
Lちゃん「ま、離婚は子どものせいじゃないですよね、確かに。」
 
太田「うん。親の離婚は子どものせいではありません! この手の本、他にも色々あるみたいで、絵本タイプのはうちの事務所にも置こうかなーと思うんだけど、どういうシュチュエーションでこれを子どもに出せばいいのやら…」
 
Lちゃん「親が買い与えるのはちょっと違う感じがしますね。親戚のおじさん家とかにあればいいのかな?」
 
太田「家裁にあるのは割といいと思った。税金の無駄遣いではないと思う。あと、子ども向けに精神医療をやってる病院? 児相や小児科とかも。」
 
Lちゃん「図書館のわかりやすいところにあるといいかも。もちろん学校の図書室にも。」
 
太田「ともかく、離婚事件をたくさん扱っていると、その後始末はどうするんだろうということにも関心が出てくるんですよ。その一つが子どものこと。親の離婚で傷ついている子どもがいるなら、そのケアも考えないといけない。もっとこうした書籍の存在に光が当たってもいいと思うんですよね。」
 
Lちゃん「もう、いっそのこと先生が子どものカウンセリングの勉強でもしたらどうですか?」
 
太田「そりゃハードル高い(笑)。けど、多少なりとも勉強する必要はあると思ってるんだよね…」