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コラム
Column
離婚・男女問題

占い師と弁護士

太田「実はね、同期に『前職・占い師』っていうのがいるんですよ。特に親しくはないので名前すら忘れたし、今何してるか知らないけど。」
 
Lちゃん「えーっ(笑)、変わってますね。占いと法律、全く違うものの折り合いをどうやって頭の中でつけてたのか気になりますが。」
 
太田「でもね、最近私、占い師になれるような気がしてきたのよ。離婚事案って誰一人同じケースはないはずなのに、ダメな夫の一定のパターンみたいなのがあるのね。依頼者や相談者に先回りして『旦那さん、こんなんでしょう?』って言ったら『何で分かるんですか!』って驚かれることがある(笑)」
 
Lちゃん「まあ、悩み相談を受けるという点では占い師も弁護士も一緒ですしね。」
 
太田「特にモラハラ夫はハンコを押したように同じような言動をするのでね。依頼者の夫がモラハラ夫だと判断したら、私はまず、『旦那さんに洗脳されてますよ!』『まずは別居してください、元気になるから!』って言うね。で、別居したらみなさんほぼほぼ元気になる。これは間違いない。占い師より当たる。」
 
Lちゃん「モラハラ夫と別居したら元気になるって当たり前のような…」
 
太田「ところが、みんな夫がモラハラ夫だって気がついてないことの方が多いのよ。当のモラハラ夫本人でさえ気づいてないんだから(笑)」
 
Lちゃん「気づいてたらなおしますよね、普通。」
 
太田「そうなのよ、ただ、何となく変なことをしているという自覚はあるのか、奥さんが実家に帰るのを禁止したり、友人・知人との連絡を禁止したり、パートに出るのを禁止したり…とにかく奥さんを外界から遮断しようとする傾向があってね。たまたま何かの拍子で親きょうだいや友人に夫について相談できて、『あれ、うちの旦那っておかしい?』と気づくパターンが多い。」
 
Lちゃん「占い師よりも、まずは信頼できる家族や友人に相談した方がよさそうです。」
 
太田「本当にそうなのよ。自己愛性人格障害チックな夫のテンプレもあってね、だいたいこんなんだろうって先回りして依頼者に言ってあげますよ。そしてだいたい当たる。」
 
Lちゃん「テンプレを一部紹介してくださいよ。」
 
太田「最初はものすごく人当たりが良くて魅力的に見えるんだけど、だんだんボロが出てきて周囲の人間に逃げられる。逃げきれなかった人がターゲットにされて、基本自分アゲ・相手サゲの言動をされる。常に自分が正しく謝るということがまずできない。」
 
Lちゃん「います、います、こんな人。」
 
太田「苦境になると、わざとしおらしくして見せたり、泣いて見せたりするので気をつけて!」
 
Lちゃん「それうちの夫(妻)だ!って思いながら読んでくれてる人がいるといいですね。」
 
太田「自信がありそうで実は自信がないのが自己愛性人格障害の特徴だから、権威には滅法弱いよ! ブランド物を身につけたり、高い車に乗ってみたり、学歴や社会的地位などの肩書きでハクを付けようとしたりする。」
 
Lちゃん「先生、見てきたかのように言いますね(笑)」
 
太田「実際見てきたもん! 実は自信がない、ってのがポイントだから、試しに正面切って反論してみてください。かなり狼狽えますから。」
 
Lちゃん「それができないから困っているのでは…」
 
太田「これは科学的根拠はないんだけど、経験則上、自己愛性人格障害の人の中には音に敏感なタイプの人がいましてね。反論できないと思ったら、机をバーンと叩くとか、いつもと声色を変えるとか、固定電話ならガチャ切りするといい。態度を変えてくるから分かりやすい。」
 
Lちゃん「先生のガチャ切りは根拠があったのか(笑)」
 
太田「あれは反論できない、じゃなく、反論がめんどくさい、です!」
 
Lちゃん「そんなこんなで、離婚相談は占い師ではなく、弁護士のところへ♡」
 
太田「無駄に人間観察力が冴えますからね、この仕事。」


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