離婚・男女問題
不倫男のケチ具合。
太田「ケチな男性にロクなのはいないというのが持論なんですが、まあ、不倫カップルの間でやり取りされているアイテムっていうのもケチな感じがすることが多いわよ。」
Lちゃん「何ですか、某俳優が不倫したときに出てきた某ホテルのポイントカードですか？」
太田「あはは。あれも俳優なのにずいぶんケチだとは思ったけど、ポイントカードはやり取りしないじゃないの。男性が女性にプレゼントしてるものがケチだって言いたいの。」
Lちゃん「野に咲く花とか？」
太田「いや、それはケチじゃない、むしろロマンだわ。ではなくて、アクセサリーのお値段が…」
Lちゃん「先生が子どものときのドラマだと、指輪がわりにナットをプレゼントするんですよね？」
太田「僕は死にましぇん！ いや、あれはそもそも不倫じゃないし…。今日はずいぶん話を混ぜっかえすね？」
Lちゃん「すみません。具体的にどういうことですか？」
太田「登場人物がアラフォー、アラフィフ、アラ還で、しかも結構男性側がお金持ってそうなのに、女性へのプレゼントがかなり若い子向けのブランドのアクセサリーだったりするわけよ。20代の女の子が給料日に衝動買いできちゃう価格帯のブランド。」
Lちゃん「ここではっきりと言うのがためらわれますが、温度みたいな名前のブランドですか？」
太田「温度って、それほぼ答えじゃん（笑）。そう、それ。あとAで始まる…」
Lちゃん「ハイブランドではない頭文字Aはいくつかブランド名が思いつきますね。私なら喜んでもらいますけど、大人の女性にはいかがなものでしょう。」
太田「もらったところで、どこにつけて行ったらいいのか分からんのだが。」
Lちゃん「それはデートにつけて行くんですよ。」
太田「えー！ もっとちゃんとしたのがいい！！ 安い高いじゃない、私みたいなアラフォーおばさんがその辺りのブランドのアクセサリーをつけてたら浮くし。」
Lちゃん「前に先生は雑貨屋で色々見るの好きだって言ってたじゃないですか。」
太田「雑貨屋で売ってる千円二千円のだと、かえってプチプラで遊んでる感じがあっていいのよ。某温度だとおばさんが本気で若い子ぶってるか、お金がないのに無理してる感があってダメだわ。若い子なら本当にかわいいんだけどね。若い子なら。」
Lちゃん「既婚男性にプレゼントスキルがないということですか。」
太田「それプラス、ケチってんじゃないかと思ってる。あ、ちなみにこれは私自身の経験じゃなくて（当たり前だ）、色んな不貞事案を見ての感想ですよ。」
Lちゃん「まあ、既婚男性だとお財布は奥さんが握ってることが多いですからね。」
太田「だとしても、よ。そんなんだったらあげなくていいわ、って思っちゃう。今ならネットで年代別に女性が喜びそうなブランドがリサーチできるのに…いい加減とケチのマリアージュだわ！」
Lちゃん「そして、『僕、男だからブランドとかよくわからないんだけど…』でごまかす、と。相手に何が欲しいか聞いたらいいのに。」
太田「聞いて、高いブランドの名前が出てきたらケチれないじゃん（笑）」
Lちゃん「あー、本当、それってロクな男性じゃないですよね！」
太田「奥さんが可愛そうになるレベル。そういうわけで、こんな感じの男性と不倫してる人がいたら、早く目を覚ましてくださいね。」
Lちゃん「大した物がもらえない上に、奥さんから慰謝料請求されたらたまったもんじゃないですよ！」