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コラム
Column
離婚・男女問題

卒婚・熟年離婚のタイミング。

Lちゃん「やっぱり熟年離婚の理由で多いのは、お子さんが大きくなったから、っていうのが多いんですか?」
 
太田「あー、熟年離婚の相談に来られる方は割とみんなそういうんですけど、それは単に離婚の障害がなくなったという消極的理由であって、積極的理由ではないんです。ほかに離婚する理由がなければ離婚なんかしない。」
 
Lちゃん「ハッ! それはたしかに。」
 
太田「とはいえ、タイミングとしてはお子さんの成人、就職など、さもありなんって感じですよね。他には旦那さんの定年退職ってのもあります。旦那さんが退職したら長時間一緒にいることになるけど、それは苦痛だという奥さん。」
 
Lちゃん「なんだか寂しいですが…」
 
太田「寂しいとかそういう問題ではなくて、長年の積み重ねで『無理!』ってなるんだったら仕方ないですよ。」
 
Lちゃん「しかし、退職金出るから財産分与で半分もらって離婚、ってちょっと計算ずくな感じがしません?」
 
太田「ま、たしかに熟年離婚で一番争点になるのは財産分与ですけどね。旦那さんだって一人働いて資産を形成したわけじゃなく、奥さんの内助の功があったわけですから。それに生きるためにはお金は大切。」
 
Lちゃん「財産分与もらっても、人生80年、100年になってますから、先が長いことを考えると退職金分けてもらったぐらいでは足りないですよね。」
 
太田「なので、お子さんの成人とか、旦那さんの退職とか、そういう外部的要因ではなくて、自分が離婚の準備ができたとき、それが卒婚・熟年離婚のベストタイミングなんですよ。長く主婦だった人は、一人で生活できるだけの収入を確保できるように仕事を探すとか。」
 
Lちゃん「定収入ないと、アパートすら借りられないですもんね。」
 
太田「そうそう。人によっては就活が長期化する可能性があるので、卒婚・熟年離婚は年単位で計画を立ててください。場合によってはまえもって弁護士に相談してみるのもいいかと。」
 
Lちゃん「最近は50代60代女性でも、仕事を選ばなければ働く場所がたくさんありますよね。」
 
太田「よく行く近所のコンビニやファーストフード店では、まさにその年代の女性が活躍しています。他には清掃や介護。」
 
Lちゃん「物価の高いところに無理矢理住もうとせず、郊外で別居すると案外家賃が低くて済みます。」
 
太田「デスクワークとか都会とかにこだわってたら大変なことになります…これは熟年離婚でなくてもそうなので、離婚する女性には真剣に考えて欲しい。」
 
Lちゃん「あとは不貞やDVなどがある場合にはその証拠があるかどうか。」
 
太田「なかなか事後に証拠集めはできないんですけど、もしあれば。こうしてみると、やはり一番は就活と部屋探しだなぁ。」
 
Lちゃん「働いているお子さんが一緒に住まわせてくれたら、そんな悩みは解決するんですけどね。」
 
太田「個人的にはお子さんにできるだけ頼らないで、一人で自由を謳歌したい女性を応援したいですけど、まあ、事情は人それぞれなので納得のいく卒婚プランをご自身で考えてみてください。」
 
 
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