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コラム
Column
離婚・男女問題

親1、親2?

Lちゃん「フランスの学校で、同性婚家族への配慮のために、父親・母親という呼び方をやめて親1・親2という呼び方にする、って法案が下院を通ったみたいなんですが…」
 
太田「ああ、これね。」
 
※フランスの学校、同性婚家族への配慮で「父」「母」の呼び方を「親1」「親2」へ
https://www.newsweekjapan.jp/amp/stories/world/2019/02/12-25.php?page=1
 
 
<与党の共和国前進はこの修正について、フランスの学校を、2013年に成立した同性婚を合法とする法律に即したものにしていくのに必要なステップと捉えている。両親が同性婚で必ずしも「父親」と「母親」がいるわけではない家庭の子供が、こうした言葉を使わずに済むようになるのだ(本誌米国版)。>
 
 
Lちゃん「あくまでも書類上の話みたいなんですけど…LGBT当事者からも反対の声があるようで。」
 
太田「どっちが親1で、どっちが親2なんだよ!ってね。あたかも順列をつけるような呼び方はねー。親A・親Bとかなら…」
 
Lちゃん「それも順番付いちゃう! そういうわけで、父と父、母と母とか、両方の性別を両方の親が選べるようにしたらいいんじゃないかってアイデアが出てるようです。」
 
太田「けど、LGBT、LGBTって言ってもね、LGBTQなんだよね、本当は。」
 
Lちゃん「Qって何でしたっけ?」
 
太田「クエスチョニング、だねぇー。自分の性自認や性的指向をはっきり決められない、もしくは決めたくない人だよ。Qの人は父親でも母親でも違和感あるんじゃないかな。」
 
Lちゃん「あー、男でも女でもないって考えてる人は、父親か母親にされるの嫌でしょうね。」
 
太田「ってことはさ、やっぱり親1・親2みたいな呼び方にならざるを得ないんですよ。もう、どっちが1でどっちが2かは、深く考えないようにするしかない!」
 
Lちゃん「まあ書類上の話ですからね…現実の同性婚カップルのお子さんは、親をどう呼んでるんでしょうか。」
 
 
☆父親が2人、母親が2人、ってだけでもないと思うのよね☆
リンデン法律事務所の離婚サイト↓
http://rikon.linden-law.jp/