離婚・男女問題
離婚訴訟が合議ってどゆこと?!
Lちゃん「先生、すごい言葉を発見したんです。人は間違った理由で結婚し、正しい理由で離婚する(宮本美智子)。」
太田「す、すごいね…」
Lちゃん「で、前にドラマ見てたら、離婚訴訟で裁判官が3人出てきて、変なの〜って思いました。先生、家裁の離婚訴訟って裁判官は1人ですよね? いつも永山さんか頼さんだって言ってますし…」
太田「横浜家裁、たしかに永山さんか頼さんだねぇ…いや、でもこの間、早めに法廷に行ったら、前の事件が合議で見たことない裁判官が3人出てきたのでびっくりしちゃった!」
Lちゃん「え、地裁じゃなくて家裁ですよね? 一体何の事件なんですか??」
太田「それがね、普通の離婚訴訟みたいなの…被告代理人が離婚を争うって言ってるし。」
Lちゃん「離婚訴訟で合議体…財産分与がすごいとかですかね?」
太田「知らんよ、傍聴してる限り分かったのは、離婚調停が2~3回で不成立になったことと、被告が離婚を争う姿勢だということ、あとは原告は女性(したがって被告は男性)だということくらいです。」
Lちゃん「最後の、原告が女性だってのは何故分かったんですか?」
太田「傍聴席にいたら、裁判長に『原告本人ですか?』って聞かれたのよ…」
Lちゃん「先生、しょっちゅう当事者と間違えられますね(笑)」
太田「弁護士になったころからそうなんですよ…結婚もしてないのに離婚なんかできまへん!っていっぺん言ってみたいんですけどね(笑)」
Lちゃん「というわけで、離婚訴訟が合議体で行われることもあるみたいです!」
太田「私が今まで担当した離婚訴訟では、家裁で合議になったことは一度もないんですが、横浜家裁は合議係もありますし、合議になる可能性がゼロではありません。仮に合議になったとしても、裁判官が3人いるというだけでやることは同じなのでご安心を!」
Lちゃん「依頼者の方より、代理人がびっくりするパターンですね。」
☆普通は単独(裁判官1人)です☆
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