雑談
裁判官・検察官・弁護士。
Lちゃん「法曹三者は同じ司法試験に合格してなるんですよね。先生は何で弁護士になったんですか?」
太田「簡単だよ。裁判官にも検察官にもなれないからだよ!」
Lちゃん「な、なんてことを(笑)」
太田「実際問題ね、裁判官は司法試験の成績が良くて、修習の成績も良くないとなれないのよ。私、成績良くなかったからさ〜。」
Lちゃん「検察官も成績が良くないと難しいんですか?」
太田「今はどうか知らないけど、そこまで成績の良さは求められてないと思う。それより取調べのセンスと体育会系のノリについていけるかどうか、だよ。体育会系ノリって、私がこの世で大嫌いなものの一つだから…(笑)」
Lちゃん「あー、先生、そういうの嫌いそうですよね。」
太田「嫌い過ぎて、学生時代運動部を避けてきたのにね。あと、検察修習が一番ストレスだったのよ。被疑者を見て、『この人がこんな犯罪を犯したのも何か背景があるかもしれない!』とか思っちゃってさ。長時間取調べに付き合わせるのもかわいそうになって(笑)」
Lちゃん「あははは。それでは検察官になれませんね。」
太田「そもそも、組織大嫌い、お上大嫌いだから、結局弁護士になるしかないのよ。こういう弁護士、多いと思うよ。さっき検察官は体育会系って書いたけど、裁判官だって変なお役所ノリみたいなのが垣間見えますもん。」