その他法律問題
訴状が届いたらどうする?
太田「まずは弁護士に相談してくださいね。最終的には弁護士に依頼しないにしても、とりあえずどのようにすべきか聞いてみてください。」
Lちゃん「先生の場合、弁護士に依頼するメリットがないような事案ははっきり言いますからねー。」
太田「例えば簡易裁判所の事案で、貸した30万円を返して、みたいなのは着手金のわりに得られる経済的利益が少ないので弁護士に依頼しなくていいとはっきり言いますよ。当たり前なんですけどね。」
Lちゃん「うーん、そもそもその事案で弁護士に相談する必要があるでしょうか?」
太田「いや、借りたのが平成元年とかならどうしますか? 時効が援用できるかもしれない。こういうのに気がつくかどうか、ですね。身に覚えがなくて、借用書もないような場合はどうでしょう?」
Lちゃん「たしかに。借りたのかもらったのか、客観的に見て微妙な事案もありますよね。原告は貸したと思ってて、被告はもらったと思ってるような。」
太田「あるある。証拠を見てある程度見通しを立ててもらうってのも弁護士に相談するメリットです。」
Lちゃん「まあ、相談料はかかってしまいますが、勝手に対応するよりは安全ですね。」
太田「一つ気をつけて欲しいのは、ネットで検索してわかったようなつもりになって対応する人がいますが、それは危険ですよ。ネットには一般的な事例は載っているかもしれないですが、あなたの事案は載ってないですからね!」
Lちゃん「ネットに書いてあることが個別の事案に当てはまるかどうかも判断してもらってくださいね♡」